ホンダCB400SFのシート張替え研究

ホンダCB400SFのシート張替えのアドバイス。

 
ホンダの超人気車種 CB400SUPER FOURシリーズ。 各年式別のシートの特徴を簡単にご説明致します。 シート張替え時のアンコ抜きや低反発スポンジ加工等、 どの様なオプション選択が適しているかを以下にまとめてみました。  
CB400SF(NC31)初期型1992年発売  シートの特徴   比較的シートのスポンジが分厚くシートの中央には二人乗り用のタンデムベルトが装着されています。シートのスポンジが分厚い為、乗り心地はマイルドな反面、 現行モデルに比べるとややシートが高い為、身長160センチ以下の女性などには少し足付き性が悪い場合があります。 又、ハンドルが比較的遠い為に、女性等はシートの前寄りに着座してしまう傾向があります。 シートのスポンジ(ウレタン)の品質はさすがのHONDA、非常に耐久性が高く、 20年以上経った現在でもスポンジのヘタリがほとんど見られる事がありません。
シート張替え時のポイント! 足付き性を向上させる為にアンコ抜きや低反発スポンジ加工がオススメです。低反発スポンジは着座時の沈み込み量が増える為、足付き性の向上にも効果があります。 CB400SF NC31 CB400SFハイパーV-TEC (NC39)1999年~2005年発売  シートの特徴 シートのスポンジ厚がやや薄くなり初期型に比べると足付き性が向上されています。 シートの幅がスリムになったことも足付き性の向上につながっています。 シート中央部にタンデムベルトが付いています。 サスペンションの進化によりスポンジは薄くなっても乗り心地は余り犠牲にはなっていません。
  シート張替え時のポイント! 足付き性はさほど悪くはありませんがシートが薄くなった分、 ロングツーリングではお尻が痛い場合が多少ございます。 ロングツーリングメインで使用される場合は低反発スポンジ加工がオススメです。 CB400SF NC39   CB400SFハイパーV-TEC SPEC3(NC42)2007年発売 シートの特徴 シートの大きい変更はグラブバーが標準装備になりタンデムベルトが無くなっています。 シートのスポンジも更に薄くなり、扁平な形状です。 スポンジの硬さも少し硬めに変更され、スポーティーな印象の反面、 シートスポンジが硬くロングツーリングでのお尻の痛みを感じる方が多いようです。 タンデムベルトの取り付け箇所が無い為、ベルトの取り付けは出来ません。
シート張替え時のポイント!  足付き性は良い部類に入ると思いますので、 アンコ抜きよりは低反発スポンジ加工がオススメ。ロングツーリングの快適さを向上させる カスタムが有効だと思います。 CB400sfNC42 CB400SFのシート張替えのご注文はこちらから→ CB400SFシート張替えサンプルページ   画像資料提供 バイクの系譜