冬のチヌ、キビレはどこいった？

水温が下がってくると 、河口付近や川の中流域の深場などに居着いている事が多く
春や夏に上流でチヌが釣れてたのに姿すらまったく見なくなります。

冬場のチニングポイントの見極め方

基本的に深場をメインに狙う

なぜ深場なのか水深が浅い所より風などの
水温低下の影響が少なく水温が安定している為、 チヌ達も生活しやすいのでしょう。
ただの深場ではなく、ストラクチャーが絡んでいたり 浅場が隣接していて
潮のタイミングで捕食しやすそうな場所を探してみてください。
冬になると北や北西の風が強く吹く事が多くなりますので
その風をかわせるポイントなども狙い目になります
冬場は見切りも必要になるんで早めにポイント移動してのランガンも大切です。

冬に有効なチニングリグ

1年を通して変える事はないが、 ラインやリーダーを少し細くする。

メインラインは風の影響を少しでも受けないようにと飛距離の為、 リーダーは水温低下に伴って水がクリアで警戒心の高いチヌに少しでも違和感を与えない為と繊細にリグ操作を行いたいからです。
ワームは微波動の物をメインワームとしてその時の状況により強波動とローテーションしたりします。

基本のリグは過去の記事を参考にしてください➡　https://customseat.jp/blog-fishing/salt/baittinu/

冬チニングでのアクション

シェイクやステイが効果的

ズル引きからのステイで食わす ボトムパンプからのシェイクで食わすなど 他のアクションの最後に取り入れて食わせの間を演出してあげる事で

冬の食い渋ったチヌにスイッチを入れる事ができます

少し難しい冬パターンですが

パターンを攻略すると格段にレベルアップ

この冬を試行錯誤し乗り越えると 格段にレベルアップしますので 釣れない日があっても
頑張ってチニングを楽しみましょう

今回取材したフィールドモニター

安永　勇（ボトムハンターyasu)

活動範囲　　宮崎県、鹿児島県

好きな釣り　チヌ、ロックフィッシュなどボトムの釣り

趣味　写真撮影

釣り歴　37年