その名はミッテルクランク!!
数年前からSNSで噂になっていたフラットサイドクランクがあった。
それは生産数も限られているようで入手困難のミッテルクランク。
そのビルダーは何度か某釣り場で会うT氏で挨拶を交わす程度のトーナメントアングラー。
「今度、出会ったら話してみよう♬」と思っていた。
昨年、バスフィッシングの本場アメリカのバスマスターで戦っている伊藤巧くんが密かに愛用していて『このフラットサイドクランクはスゴい!!』と大絶賛しているのを見た!
何処のクランク使ってるんやろ?と思ったら、、、ミッテルクランクやん!!
そんなビルダーと出逢うタイミングが突然現れた!!
縁ってスゲ〜わ!!
そんなこんなで縁あって新たな武器として使ってるハンドメイド製のフラットサイドクランクのミッテルクランク。
ローカルベイトのミッテルクランク
琵琶湖の内湖、西の湖や伊庭内湖で産まれたmade in SHIGA.
今までのフラットサイド(平べったい)の概念では形状が故に飛行姿勢が悪く飛距離は望めない。
特にウッド製は風に弱くキャスタビリティにおいてはとても低い。
と言ったデメリットが少なからずありました。
(⇧私の所有するフラットサイド)
これは同時にプラ製にも当てはまりました。
更にウッド製は中にウェイト(オモリ)も抱えるのでバランスや浮力にも影響する。
わかりやすく野球で例えると、ストレート投げたいのにカーブやフォークになってしまう。
それは1発で通さないと喰う確率が下がるような状況なのに失敗してプレッシャーを与えてしまう=そのポイントは終了。。。
しかもストラクチャー周りを狙うカバークランクにおいては、思いもよらない変化球でストラクチャーに直撃。。。
ウッド製ゆえに簡単に破損し使用不可。。。
試合中にココはウッド製フラットサイドを通したい!と思ってもポイントを潰したり、破損する事を恐れて使えない状況が多々とありました。
結果、使いたい時に使い物にならない。。。
使える時の条件が狭い。。。
ウッドプラグのフラットサイドでキャスタビリティが良く、望むアクションを出してくれるモノは形状からしてきっと難しいんだろうな!と思ってました。
そんな概念をミッテルクランクが打ち砕いた!!
ミッテルクランクは違った!!
飛距離!
動き出し!
ヒラからの復元力!
障害物回避能力!
ハイピッチウォブル!
丈夫さ!
と僕が望む条件をクリアしていた!
後から気づいたけど艶めかしいシミーライズも!!
ただ、1点僕のメインレンジでは深く入り過ぎて若干使いにくかった。
その事をフィードバックした翌日に工房へ行くとショートリップタイプのプロトを用意してくれてた♬
こういうレスポンスの速さはめちゃくちゃありがたい!!
それと同時に1つの完成品が出来上がるまでの工程が普通のハンドメイドクランクより手間暇が掛かってるのを知ってただけに申し訳なくも思う。
ホントに感謝しかない。
フラットサイド最強ミッテルクランク
ビルダー本人はリップが短くなる事で障害物回避能力が下がるのではないか?と心配してたけど、実際の使用感はオリジナルと変わらなかった♬
正に求めていたドストライクなレンジをトレース出来るフラットサイドクランクが手に入った。
僕の中の引き出しが1つ増えて、心強いフラットサイドクランクがスタメン入り!
先日のブログ【琵琶湖オープン2024 開幕戦】にも書いたが、ショートリップは初めて使ったその日に良い仕事をしてくれた。
これからの楽しみも1つ増えた!!
ありがとう光っ輝&ミッテルクランク!
そしてこれからもよろしくお願いします╭( ・ㅂ・)و ̑̑ グッ !