グラスロッド

グラスロッドとは、、、

素材がガラス繊維(ファイバーグラス)。
カーボンより柔軟性があり、粘り強く強靭で耐久性が高い。


グラスロッドの存在を知ったのは中学生頃だったように思う。
その頃から巻いて使うルアーが好きだった事もあって、外人のプロアングラーが『クランクベイトを巻くならグラスロッドが最適!』みたいな事を言っていたので、スグにグラスロッドが欲しくなり探しました。
1番最初のグラスロッドはメーカーは覚えてないけど、太めで2ピースのガングリップで6ftくらいだった!
ブランクスを光にかざすと赤茶色に薄っすらと透けていて、薄過ぎん?大丈夫?って思ったのを覚えている。

初めてキャストした時は短いのに柔らか過ぎて思い通りに投げれない!
慣れるまで自宅前の道路で練習したのを覚えてます(笑)

グラスロッド

不思議なグラスロッド

練習してるうちに扱えるようにはなったけど、6ftグラスガングリップでは飛距離が出ないストレスが辛かった。
バスがヒットした時にファイトしてるのに手元に伝わる感触が弱くて不思議なロッドだな〜と思ったけど、ルアーが目視できる場所から巻いてると障害物に当たった時のルアーの動きが今までと違うことに気付いて驚いた事も覚えてる!
同時に根掛かりも減ってグラスロッドの良さを少しずつ気付き始めてました。
でも、やっぱり飛距離が出したいからもう少し長いグラスロッドが欲しくて探してました。

数年後にPOE’Sの7ftグラスロッドでジェニファーフェドリックモデルを入手した。
当時のジェニファーは女性プロアングラーとして有名で日本にも来日していました。
長くなったグラスロッドは扱いやすく飛距離も出てとても満足した事を覚えてます。

グラスロッド

グラスロドの良いトコ!!

と、前置きは長くなりましたがグラスロッドの良さは、、、

ルアーの動きがまろやかになる。
グラス素材が衝撃?吸収するのでキビキビアクションがヌメヌメアクションに!

根掛かりが軽減。
グラスが根掛かり時の衝撃を吸収するので深く刺さる前にすり抜けやすい!

ラインブレイク軽減。
グラスロッドが粘り良く曲がってくれるのでラインに負荷が掛かりにくい!

ファイト中の魚が暴れにくい。
ロッドがダンパーの役割をするので、人と魚の引っ張り合いになりにくく、魚に違和感を与えにくい!

などあるんですが、普段から巻物を良くする人でないと違いが分かりにくいかも。。。
僕は今までも常にグラスロッドがタックルのラインナップにあります。
それは何度もグラスロッドだから獲れた!と思える経験をしているから。
逆にカーボンでバラした時はグラスだったら獲れてたのに、、、と悔しく思うことも多々とありました。
でも、それは適材適所でそれぞれを使い分けないと効果が薄れる事もあるので仕方ないんですけどね。。。
そんな経験から僕にはグラスロッドは無くてはならないんです。

グラスロッド

グラスロッドのススメ

しかし、キャスタビリティは良くないので使いこなすには慣れが必要ですよ。
昔はピュアグラスと言って100%グラスファイバー製でしたが、近年はグラスコンポジットと言われるグラスファイバーにカーボンを少し混ぜてシャキッとさせた製品もあります。
そのタイプならグラス初心者でも比較的に使いやすいかと。。。
巻物好きでグラスを持った事ないなら一度は持ってみる事をオススメします。
きっと魚に出逢えるチャンスが増えると思いますよ♫

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