3つのオツマミ
バス釣りをスタートアップする皆さんに、是非とも知っておいて頂きたい…本音を言えば是非とも備えておいて使って頂きたい、「オツマミ」する系のアイテムをご紹介します。
フォーセップ
いきなり「フォーセップ」と言われても、「何それ?」な感じでしょうけど…
実物を見れば「あぁ~、あれね」ってなるアイテムだと思います。
ズバリ!これなんですけど、私はこれを初めて見た時に「医療器具ぢゃん…」って一瞬ドン引きしましたが、間違いなくそのものなんですよね。
フックが口腔内やエラの付近に掛かってしまった…って際に、出血を少なく・簡単に・素早く外すためのアイテムなのです。
また、この製品の凄い所は適度な弾力性があるという点で、実は繊細な取り扱いする際には大変重要な機能であるという事は、使い込んでくると分かってくる部分なのです。
そして、このように摘まんだ状態でロックできるという事も非常に重要な点ですし、このような機能が備わっているという点では、まさしく医療器具ですよね。
ここまで書くと、「じゃあ、どこのメーカーのどれが良いの?」って疑問が大きくなるでしょうから、忖度なしで記すならばズバリ!”カハラジャパン”さんのフォーセップだと、私は思っています。
聞いたところによれば、医療器具を作っている某メーカーさんにて作られているようなので、扱い易さの観点からも納得の一品です。
プライヤー
ラジオペンチとか、単にペンチという表現もされることがありますが、いずれも間違いではありません。
私的には、これまで多くのプライヤーを使用してきました。
一番最初は一般的な作業用のラジオペンチでしたが、水辺で使うことを前提に作られていないので錆びてしまって扱いにくい物でした…その後、釣具店で釣り用の本格的なプライヤーを購入しましたら、その部分については解消されましたけどね。
そのような経緯を経て、昨年の春からは新たにSUNLINEさんから発売されたクロコップという商品名のプライヤーを愛用しています。
見るからに頑丈そうで重厚な感じのボディなのですが、実はステンレス製なので見た目に反して軽量ですし、グリップは樹脂パーツなので軽量化に寄与していますし、何と言っても寒い時期に握っても冷たくないという利点もあります。
軽すぎても難有りなアイテム故に、程よく軽量で扱いやすいと言われますが、それって重心がしっかりしている証拠でもあると思います。
また、先端の部分はスプリットリングオープナーとなっていますので便利ですし、支点部分にあるラインカッターはタングステンカーバイト製ですので、ラバージグのブラシガードなどは簡単にカット出来るので一丁で何役もこなしてくれるアイテムなのです。
これについても忖度なしで良い製品と言えますし、長く使える良い物なので早目の段階で揃えておくと、結果的にお得ですので是非!
シリコンチューブプライヤー
何やら長いネーミングですが…このプライヤーは、ジーニアスプロジェクトが開発した、一本で内径2㎜~8㎜のシリコンチューブの装着に対応できるという優れモノです。
昨今ではネコリグでなければバスが口を使わないシーンも多くなっているように感じますし、それ以前に良く釣れるリグでもある事から、初心者から上級者まで幅広い層で愛用され、多くのエキスパートらの拘りによりワームのスリム化や、それに伴うチューブの小径化、それに追従せねばならないチューブの強度、そして簡単にチューブを取り付けることを可能とする製品の開発と…釣り人らの「もっと!」が具現化したプライヤーでもあります。
では早速、使い方を簡単にご説明いたします。
プライヤーに付いている二つの嘴(くちばし)は、異なる大小の径のチューブを装着する際に使い分ける為です。
好みの径のチューブを、好みの長さにカットして嘴に装着して広げ、ワームを通していきます。
基本的にワームは細いほうから通すと、作業しやすいですよ。
ネコリグ、ワッキーセッティング等で、使うチューブの幅や留める位置も変わってくるので、径の太さも含め色々と試してみると新たな発見に出会えますよ。
ボートからの釣りでもそうですが、陸っぱりからでも根掛りは避けたいところ…このチューブを使えば比較的改善されるという利点もありますの是非とも試していただきたいと思います。
長くなりましたが、是非3つのオツマミを常備して、季節の良い秋に移行していきますので今年一番のBig Oneを釣ってください。